高圧ガス製造保安責任者 丙種(液化石油ガス)

雑記

はじめに

今回は平成29年に元偏差値25の私が取得した上記、国家資格についての体験談です。

液化石油ガスってなに?

プロパン、ブタンを主成分とし、圧縮する事により常温で容易に液化できる
ガス燃料の一種で、一般的には都市ガス、家庭用のコンロや給湯器、
カセットコンロやライターガスなどに使用されています。

マニアックな部分だとボイラーやガス自動車の燃料、火力発電の燃料だったりもします。

なにが出来るか

・LPガスの充てん事業所
・LPガススタンド等のLPガス製造事業所
・LPガスを消費している事業所
・LPガスの配送業務

などで業務を行うために必要となります。

受験方法

受験方法は2つあり

・講習を受けて検定に合格し「学識」「保安管理技術」の免除され「法令」のみ受験
・いっぱつ試験3科目「学識」「保安管理技術」「法令」を一度に受験する

私は講習を受けて検定に合格し最後に法令を受験して合格しました。

期間や受験申し込み等は高圧ガス協会のHPに詳細がありますので参照して下さい。

講習を受けるメリット、デメリット

メリット

・検定に合格すれば二科目免除により圧倒的に合格率が高い
・無知でも理解できる
・講師優しい
・法令のポイントも教えてくれる


講師の方が非常に優秀で偏差値25の私でも理解ができ、質問にも親切に対応してくれました。

検定試験が合格できるような講習内容となっているので、3日間、8時間ほどしっかりメモを
とりながら聞く事が出来れば問題なく検定は合格できる内容になっていました。

特に「学識」が独学では、さっぱりで講習を受けないと勉強が苦手な私は厳しいかなと思いました。特に化学や数学については事前に予習をしておく事で、専門用語等が飛び交っていてもついていけなくなる可能性を低減できると思います。

デメリット

・費用が高い
・拘束時間が長い
・講習に必要なテキストや問題集も購入



費用は交通費も含め2万前後になり、結構高めだと思いますが、払うだけの価値はあったと私は感じます。むしろ講習を受けてなかったら合格出来なかったと思います。

学校の授業もまともに受けられなかった私にとっては非常に苦痛な3日間となりました。
半分くらいの方はスマホいじいじしたり、寝ていたんじゃないかと思います。

3日間と言う短い期間での詰込み勉強法となりますので油断するとすぐ
わけわからなくなります。受かろうと思ったら全力で聞いてください。

事前にガス協会から購入したテキストと問題集をざっくり見て
予習をしておくと良いかと思います。

勉強方法

基本的には過去問を中心にやって行けば大丈夫だと思います。
あとは講習の時に出やすい問題をピックアップして教えてくれますので
その復習をやっておけば間違いないです。

講習を受ける前に事前に予習で一週間前に毎日一時間程。

講習を受けて検定に合格してからは受験まで期間があったので、
一週間前くらいに毎日一時間程復習をして合格できました。

まとめ

取得する際、情報が少なかったので参考になればうれしいです。
業務上必要だった為、取得しましたが良い経験になりました。
知識的にも少しは偏差値上がったんじゃないでしょうか。
理数が好きな方は以外と面白いと感じると思いました。
個人的には結構楽しかったです。

おまけ

合格した後、たしか免許を高圧ガス協会に直接行って手続きだったと思います。
その時に講師の方が合格者の方におすすめしていたのですが、
「内容があまり変わらないからそのまま乙、甲と、とっちゃいなよー」
なんて言ってましたがちょっと何言ってるかわかりませんでした。

同僚の先輩はこれを機に甲種まで取得して退社し転職しましたとさ。
丙種液石と危険物乙4と車の大型けん引なんかがあると
タンクローリーの運転手にもなれたりと夢が広がる資格なんじゃないでしょうか。

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